僕と彼女の14年愛ストーリー

 彼女との長い長い純愛ストーリーを綴っています。
出逢いからの楽しいこと悲しいこと、激しく慈しみ愛し合った歳月を振り返りながら、12年目にして忘れられない奇跡の未来旅行を綴っています。
そして現代・・・益々愛し合う日々を送っておりますが、いつまでも仲良く過ごしながら、何気ない日常を綴っていけたらと思います。

美緒子さんとの初デート その5

ずいぶんと落ち着いて来て、美緒子さんとこれまでの2カ月ちょっとメールのやり取りについて話しをした。

大好きなアーティストのライブや、住んでいる街の事、家族のこと、お正月に過ごした事など・・。

気持ちは緊張して、またまだドキドキして熱かったが、もう寒空の公園を30分以上歩いて、かなりカラダが冷えてるのが冷静になって感じられた。

美緒子さんは大丈夫かな?

つまらないデートで、カラダまで冷えきってしまって辛いさせてる?

そんな心配で心が苦しくなってきた。

「美緒子さん!私トイレ行きますがいかがですか?」

「私も行きます」

近くのショッピングモールに入った。

やっぱり暖っかい。

それぞれに分かれトイレに同時に入った。

その間、ちょっとだが一人になり、ある意味ホッとした時間だった。

この2時間の段取りの悪さを反省しつつも、この後のことは考えていなかった、余裕がまったくなかった。

でもこうして美緒子さんときちんと会えたこと、これまでの2カ月のメールが何も嘘がなかったことに安堵していた。

美緒子さんは写真通りの清楚なお嬢様育ちの、二人の娘さんが居るお母さまだった。

背丈は158センチぐらいで、どちらかと言えば痩せ型の姿勢の良い方でした。

改めて育ちの良さが感じられた。

私の身長が172センチなので、ちょうど良いなんて、勝手に思っていた。

ドラマに出てくるようなお嬢様学校の教育熱心なお母さまタイプには見えるが、決してヒステリックではない、到底怒るなんて想像できないお淑やかな女性だった。

そして白いコートの下は、黒の上質なカシミアのようなタートルネックのセーターにシンプルで品のあるアクセサリーを付けていた。

下はピンクのタイトスカートだったが、 とても脚が細く、まるで私の前腕ぐらいの太さしかなかった。

とってもドキドキした・・・。

ドライブ中の助手席に見える、細く綺麗な御御足をついつい見惚れしまっていた。

トイレから中々戻って来ないなぁ〜お化粧直してるからかなと思った頃、美緒子さんは戻って来た。

「お待たせしてごめんなさい」

まだまだ恥ずかしがっている彼女は、まだ私の顔を直視できないまま、声を発していた。

そこで私は・・・

「もうお昼の時間過ぎてますが、ランチ食べる前に、あそこの観覧車に乗りませんか?」

いきなりの提案であったが

「はい。おまかせします」

美緒子さんはOKしてくれた。



美緒子さんとの初デート その4




とても寒い海沿いの公園で、人通りが少なかったから、落ち着いて話すには好都合だった。

ゆったりと歩きながら話しをする事が出来きた。

寒さなど吹っ飛んでしまうほど、熱く緊張していた二人にはちょうど良いくらいだったのかもしれない。

でもところどころに歩く人並みは、皆若いカップルばかり、お年寄りや子供と一緒の家族連れもほとんど居なかった。

こんな寒さだから当然と言えば当然だったかも知れない。

カップル達はイチャイチャするというよりは、寒さを凌ぐ為に寄り添い腕を絡めているようであった。

中には、カラダを絡めるように歩くカップルも見受けられたが、まったくいやらしさは感じられなかった・

そんな中、私達二人は当然腕を絡めるどころか、まだ手も握る関係ではなく、また平行して歩いて居た。

いろいろ話しをしていると、お互いこの公園には、家族で一度だけ来たことがあり、いろいろなショッピングモールやアトラクションの施設について思い出話しをした。

それでもぐるっと一周廻って、私自身は平行しながら美緒子さんの表情を確認しながら、いろいろな話しをした。

そんな中、美緒子さんのことがいっぱい見えてきた。

会う前に彼女を疑った数々な事が、すっきり取り除かれていった。

美緒子さんのサイトに求めた、ホントの理由は?

それはお金持ちの暇潰し?百戦練磨のセレブマダム?

そんな疑いを最初持ったこともあったが、まったく彼女には無用だった。

そんな微塵の欠片のない純粋な人である。どんどんと惹かれいった。

会う前感じていた、セレブなお嬢様階級の生活の違いのギャップも・・・忘れて居た。

本当に初めてのサイトに参加し、友人作りにアクションを起こしたと・・

真実だと思った。

なぜか私の書き込みが目に止まり、たまたま反応してしまったと言う?

なぜ?・・・・・山のように、女性陣に送られてくる友達申請の数々・・未だに何が良かったのか理解できないが。

彼女に後から聞いたのだが、まったくガツガツした感がなく自然な人柄に惹かれましたと・・・。

???・・・・わからない?・・こんな肝心なところ・・・

完全にガツガツしてたはず・・・かなり・・・

未だにハッキリしない。こんな肝心なところがわからないなんで、まったくもったいない話である。

決めては、彼女の大好きなアーティストの売れる前の時代を知っていたからか?

話しが合いそうだと思った、実際いろいろ聞いてみたかったと・・

クリスマスライブ前・・時期が良かったようだ?


でもそんなことは二次的なものでやはり二人の人と人としての波長が合っていた、お互いのタイミング全てが揃い、日本じゅうこれだけ男女のいる中、やはり運命なのだろう・・・と。

そんな感じで、寒空の下二人歩きながら、少しずつ距離は縮まっていった。

そしてどんどん彼女に惹かれいき、自然と美緒子さんを抱き締めたい衝動に駆られていた。

美緒子さんとの初デート その3

長いエスカレーターを登り切り歩き出した美緒子さんに、近寄って行った。

「美緒子さん!こんにちは!こんなところで待ち合わせをしてしまってごめんなさい」

「いえいえ良いです・・・遅くなりごめんなさい」

「とりあえず歩きますか!」

「はい・・・・」

ショッピングモールの中を平行して歩いた。

こんな場所、だいたい土曜日のこんな時間に歩いて、知り合いにでも会ったら、私もそうだが彼女自身にも迷惑がかかってしまう。

そう思いながら、そのまま平行して歩きながら、建物の外に向かって歩いた。

とにかく何をしゃべったのかを覚えていないが、人混みの中で話しがろくにできなかった。

そして、私は振り返り

「ごめんなさい!・・・やっぱりとりあえずドライブしませんか?」

「はい・・・・」

引き返して駐車場へと向かった。

この間、会ってからの20分間、ろくに話さずにやっとクルマまでたどり着いた。

彼女を助手席に乗せ、エンジンをかけてエアコンをつけた。

「ごめんなさい!段取りが悪くて」

「そんなことないです」

「コート脱ぎますよね?」

「はい・・・・」

またコートを脱ぐ為にクルマを降りる。

あまりの段取りの悪さに、気を悪くされるのではないかとハラハラしてた

「ではとりあえず走らせますね・・・」

クルマを出して、どこに向かうか決めていなかったが、とりあえずゆっくり落ち着いて話しがしたかったので、すぐに高速道路に乗った。

走らせてから間も無く、私は落ち着いて来た。こんなことなら始めから、こうすれば良かった。








落ち着いて来た私は、これまで毎日メールをくれた事を感謝してお礼を言いました。

今までいろいろ話しをしてくれたこと、住んでいる場所や、年末のクリスマスライブの事などを話しをした。

でも美緒子さんは、とても口数が少なかった。

高速をゆっくり走っていたが、到着したのはまた、東京の有名スポット・・

でも広いし、ここなら寒かったが外を歩けば大丈夫かなと思った。

そして大きな野外駐車場にクルマを止めた。

「またこんなところでごめんなさい!適当なところが想い浮かばなくて」

会ってから、約1時間半以上経過したが、まだお互い相手の顔をよく見てなかった。

特に美緒子さんは、あまりの恥ずかさに、まったく顔があげられず、緊張し過ぎて、焦点があってなかったらしい。

外は海風吹く公園で2月の寒空の下、あまり人は歩いて居なくて好都合だった。

緊張し過ぎて、体感温度の高かった二人には、ちょうど良かったのかな?

ゆったりクルマを降りて、海沿いの道を二人並んで歩いた。