僕と彼女の15年愛ストーリー

彼女と慈しみ愛し合い12年目にして人生で忘れられない旅行を経験をしました。魂を揺さぶられ息もできないぐらいの熱い気持ちを何かに記したい!そんな想いから始めた二人の出会いからを綴った真実のストーリーです

 彼女との長い長い純愛ストーリーを綴っています。
出逢いからの楽しいこと悲しいこと、激しく慈しみ愛し合った歳月を振り返りながら、12年目にして忘れられない奇跡の未来旅行を綴っています。
そして現代・・・益々愛し合う日々を送っておりますが、いつまでも仲良く過ごしながら、何気ない日常を綴っていけたらと思います。

緊急手術 その3 美緒子編

タカシの異変には気づいていました。
メールのやりとりでそれは感じとられていたのです。
会った時にそれは確信となりました・・蒼白な顔色、立っていることすらままならない苦痛を噛み殺している表情・・急を要することがわかりました・・・

今すぐに病院にといいましたが夕方に大事な仕事があるという・・・仕事より自分自身を優先して欲しかったのですが仕事上の立場も思うと無理強いして病院に連れていくこともできない私でした。

心配でたまらなかった・・
僅かな空いた時間・・何もかも忘れて私に包まれていたいと言ってくれたタカシ・・
私は彼に寄り添いずっと背中や腰をさすっていました。
そして明日は必ず病院にいくことを約束してその日は別れました。

夕方から夜にかけて心配で何通もメールを送りました。
帰社後はいつも長文が多いのに短文で具合がかなり逼迫していることが伝わってきて いいようのない暗雲が立ち込めてきました。

翌朝会社を休んですぐ病院にいくと聞いていたのでいくらか安心はしていたものの彼の体内に何が起こっているのかとても不安でした。


10時前だったか「入院します、手術します心配しないで・・」とのメールが・・・・


目の前が暗くなり、心のざわつきが収まらなくなっていきました。

どこの病院?どんな病気?手術?今の容態は?状況は?
やはり昨日無理やりでも病院に連れていくべきだったと悔やまれ自責の念にも駆られました。
溢れ出る気持ちに涙が零れ落ち、途方に暮れてしまいました。

返信をしたかったのですがもう既にご家族と一緒かもしれない、病院内は電源オフで携帯電話も使えない・・
もう預けてしまっているかもしれない・・
控えなければならないと思いながらいたたまれず、
誰が見ても不自然に思わないような返信だけ送り、
眠れぬ苦しい夜が続きました。

この頃から枕元に携帯を置くようになりました、昼夜、肌身離さずタカシからの連絡を待ちました。


タカシを愛する気持ち、想うキモチ、誰よりも彼の善き理解者になっているつもりでしたが こんな大事な時、何もできない・・してあげらない・・お見舞いもいけない・・状況すらわからない・・
そんな立場であることが思い知らされました。。。

心の絆は強く固く結ばれていても 有事が起こると・・・極端な話、生死もわからない・・・
どんなに心から愛し合っていても叶わぬ恋の厳しい現実を突きつけられた出来事でした・・・


とにかく無事でありますように・・神様・・タカシをお救いくださいとひたすら祈っていました。

3日目の深夜に彼からの無事手術も成功し順調とのメールが届き、喜びと嬉しさと安堵感でまたまた大泣きしました。


有事の際の連絡方法・・・今でも2人で話していますがなかなか・・

皆さんどうされているのでしょうか・・・
同じ会社、共通の友人がいたら
状況だけでもわかるのに・・


私の生涯で
最初で最後の至上の純愛・純恋・・・
彼がすべて・・

永遠はないと云うけれど・・
永遠があることを信じたい・・・

並んで見上げた雲
並んで感じた風
並んで心ふるわせた大自然の恵み

見つめあい 同じ空気を共有し
12年の春夏秋冬を送ってきた

同じ時代に生まれ
同じ時間を生きていることに感謝が止まない

これからも健康で
並んだまま 四季を・・未来を・・過ごしていきたい

最初で最後の永遠の恋だから・・・






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緊急手術 その2

看護婦さんから携帯電話を受け取り、直ぐにメールを打とうとしたが、もう指は震えて身体全体で息をしながら立つ事もままらなかった。


もう涙で携帯画面は見えないし、鼻水もぐしょぐしょでボタンもまともに操作できなかった。


それでも最後の力を振り絞るように携帯を握り締めながら、心より心配しているであろう美緒子さんに、「伝えなきゃ‼︎」


そんな想いで、これから連絡がとれないことを早く伝えないと・・・

今しないと当分出来ないので、心配で眠れない日を過ごさせる訳にはいかない!


そんな必死な思いだった。


そして1人の看護婦さんが駆け寄って来て


「もう止めてください!私がご家族に伝えますから!言ってください」


そんな言葉をかけられたような気がしたが、もうその時は目の前が真っ暗になりながら、最後の力を振り絞りメールした。


『入院手術します。しばらくメールできない』



まともに打てたかどうかはわからないが気を失ってしまったようである・・・


看護師さんの

「ご家族の方が到着されましたよ〜」



そんな言葉を薄っすら覚えているが目を覚ましたのは次の日の朝である。



それから丸々二日間は、ベッドから動けない状態であった。


もちろん病室では通話禁止だし、携帯電話がどこにあるのかわからない。



そしてようやく入院して3日目に、ようやく起きあがる事ができた時、たまたま連絡つかずに自宅に電話をくれた近くに住む幼なじみが入院を知って病院に見舞に来てくれた。


すかさず家族が席を外した隙に・・・


「俺の携帯を探してくれ?そして充電の電池買ってきてくれ!」



そう伝えて、彼はごそごそ引き出しを開けて探し出し、電池を買って戻って来てくれた。



そして面会時間が終った後、少しの充電時間でのメモリを確認して、メールを打ちにトイレに行こう!


そんな風に思ったのだが、尿道に刺さっているオシッコの管を抜こうとしたところ、余りの激痛に断念しました。



そしてそのまま部屋で看護婦さんの目を盗んで携帯電話の電源を入れてみた。



すると受信メールはありません。



美緒子さんはしっかりと危機管理で、いくら心配でも野暮なメールを我慢していた結果である。



私は21時頃に、


「無事に手術終わりました!心配かけてごめんなさい!」

「もちろん朝まで一人でベッドです」



入院しているから、当たり前なのであるがそんな連絡を入れた途端に美緒子さんから大量のメールが来たのは言うまでもない!


愛し合う二人ですが、こんな苦しい状況にはそばに居る事が出来ない。


もちろん逆の立場で連絡を待つ苦しみ、彼女の状態がわからない不安感は考えただけでも恐ろしい話である。


やはりいざという時に連絡を取れる共通の友人を作るか?

まさかの時の為にお互いの親友には、伝えておこうか?


そんな事を考えつつ15年が経過しても、二人の関係を知っている者は誰も居ない2018年であります。




緊急手術 その1



今思えばいつからだっただろうか?
かなり前から違和感を感じていたかもしれない。


いつも通り出勤して朝からハードに仕事をこなした。


お昼休みに入る頃、背中の右側の胃部あたりに違和感が・・ ・たまに便秘気味でお腹我慢痛くなることはあったが胃はあまり痛む事は無かったのに。


最近のストレス含めて目まぐるし忙しい毎日で、自然な現象なのかと思っていた。


外出中にドラックストアに行き、初めて胃薬を買った。


すぐに飲んだがまったく状態は変わらなかった。その日の夜は中々痛みで寝れなかった。


次の日は、久しぶりに美緒子さんと昼間に待ち合わせをしていた。


また乳首の禁断症状に襲われて大変な状況であるが、私自身も美緒子さんに会いたかった。


次の日の朝になっても胃痛は続いていたが、お昼は予定通り美緒子さんと待ち合わせた。


私はなるべく美緒子さんに見破られまいと、元気に振る舞ったつもりだったが、私の顔を見るなり直ぐに異常に気付いたらしい。


「タカシ気分悪いの?とても顔色が良くない!何かあった?」


「大丈夫ですよ!ちょっと胃が痛くて胃薬飲んでらますから!」


「今まで一度もタカシが胃が痛いなんて聞いた事がない。早く病院に行かなきゃ!今から一緒に行きましょう」


「今夜治らなかったら明日行きます」


できる限り平静を装ったつもりだったが美緒子さんにはバレバレでした。
ラブホに入って直ぐに抱き締めたが、何もできずベッドで疼くまってしまった。


もう痛みになにもできずに別れた。


今思えばこの時に病院に行っていれば良かった。あれだけ美緒子さんが連れて行くと言ってくれてたのに・・・。


そしてその晩、鋭い痛みと激しい吐き気に襲われた。「胃痙攣なのかな?」と思いつつ、一睡もできない苦しみに朝まで耐えた。


朝になりサイレン無しで救急車を呼ぼうかと、思ったが団地中に知れ渡るのが恥ずかしくて、いつもの内科まで這うようにして向かった。


順番は1番では無かったが、あまりの形相に、早目に呼ばれた。


入念に触診され緊急を要する判断をされ、近くの大きな病院へと移された。


診断の結果「胆石発作」でした。


そして緊急の「胆嚢摘出手術」を受けることになった。


もう気を失うぐらいの苦しみの中、家族の到着を待つ中、頭の中は早く美緒子さんにメールして伝えなきゃ!


誰よりも心配してる彼女が気になった・・・。


しかし携帯電話がない・・・。


ワイシャツの胸のポケットに入れたまま、レントゲン室で脱いでから記憶がない・・・・。


もう必死に探そうとしてると、看護婦さんから「もうご家族も到着されるから、そのまま寝てなさい」


でも怒られながらも、私は必死に立ち上がって携帯電話を探した。


その時パタパタと走って、もう1人の看護婦さんが私の元に携帯を持って来てくれた。


「良かった。ありがとう!」


言葉で発したのかどうか覚えていないが、たぶん心の中で思っただけで礼も言わずに、ただただ携帯を握り締めた。



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